暑中お見舞い申し上げます。暑いです・・暑い。あれまだ７月だ。６月で梅雨明けちゃうし。なんなんでしょうこの暑さ。今回は早くも夏バテ気味なこんな時期、エアコンの効いたお部屋で日本茶を一服、のんびり涼めるようなお店のご紹介です。

緑ヶ丘テニスコートの奥に最近オープンされた「ひねもす」さん。本格的な緑茶が楽しめる、文字通りの「喫茶店」です。メニューは玉露から抹茶、ほうじ茶まで「日本茶」一本。お菓子もいろいろ揃っているようです。来店したこの日は気温が40度近く。あんまり食欲ないし、とりあえず喉の渇きを潤したく、違う種類の日本茶を２種頼んでみることにしました。今日のランチは「お茶」です(^^)。

こちら「こみなみ」という深蒸し茶。新茶のなかでも「みる芽」という一番柔らかい箇所を選んだ、新茶のなかの新茶。生産量の少ないとても希少なお茶なんだそうです。少し葉に黄色味があるのが特徴。

あまり見かけない平急須でお茶をゆっくり蒸らしたあと、最初の一煎目はお店の人が入れてくれます。一滴一滴を抽出する感じで、静かにゆっくりと。お茶の味、普段飲んでいるものとは全然違います！　深蒸しだからか、なんだかコクも感じました。

そして夏といえばやっぱりこのイメージ。夏季限定の冷や茶。しかも玉露です。
抽出には１５分かかるそうでゆったり楽しみましょう。福岡の八女茶だそうで、なんという香り高さ！この香りに慣れるとペットボトル茶が飲めなってしまうかも。

「こみなみ」も「玉露」も高価なお茶です。一煎抽出しておしまいではもったいないですよね。そこでお湯の入ったポットが出てきて、二煎目からはこちらで自由に注ぎ足して楽しめる、というスタイルです。

熱めのお湯で、二煎、三煎と出していくと、味の濃さ(濃いお茶も美味しいです)や香りが変化してきて、一回として同じ味のお茶にはならないという！

普段は食事のお供になっているお茶を、ここまでお茶だけにフォーカスして味わうというのは新鮮で、とても優雅な午後のひとときを過ごすことができました。

もちろん茶室とも違うんですよね。喫茶店ですからとくに作法は必要ありません。お湯をどんどん足していってお茶を楽しみながら、お友達とおしゃべりを楽しむのもよし、一人で読書をするのもよし、ゆっくりした時間を過ごしていただければ、というのがお店のコンセプトだそうです。

あとお店の場所ですが、緑ヶ丘運動公園の隅にあって、普通に町を往来していては絶対に見つからないような立地にあります。まさに隠れ家。誰にも見つからず、ひっそりとお茶が飲めますよ。暑いさなか外回りをされているお仕事の方にもオススメで・・「休憩時間」にぜひ。(^_^)