秋本番。行楽などで八ヶ岳方面へお出かけの皆様もおられるのではないでしょうか。今回は小淵沢のまいぷれ読者さんから、最近「さかってる」という、タイ・ベトナム料理屋さんを教えていただきました。

小淵沢リゾナーレから線路を渡って直進、少し上がって左手を見ると、こんもりとした繁みの奥のオシャレな建物が目にとまります。ここ、以前はSカフェという、けっこう夜遅くまで営業していた地元いこいのダイニングカフェがあったんですが、近年現在の五五吉食堂さんにバトンタッチされたということのようです。　※前身のSカフェさんもとても良いお店でした

店内はアジア一色、しかし前身カフェのスパニッシュな雰囲気も残していて、東洋と西洋が融合した多国籍な、なんともいえないオシャレな空間です。

この日たまたまお店に入ることができましたが、特に休日は混んでいるらしく確かに「さかってる」様子。店内席は満席で、外のテラス席に案内されました。これはこれで素敵です。爽やかな八ヶ岳山麓で、熱帯アジアに思いをはせながらのランチ。不思議なとりあわせでなんとなくワクワク。

料理は思った以上に本格的でした。とりあえず新鮮なパクチーてんこもり(パクチーOKか最初にきかれます)。ハーブがいろいろ使われてます。

あと野菜も美味しいです。八ヶ岳山麓の野菜でしょうか。全体的にボリュームあり。

場所柄、ペンション泊りの方や観光客が多いのかななんて思ってましたが、テーブルの周りのほとんどは地元の方でした。テーブルが隣になった高根町にお住いという奥さまは「息子がここの料理が好きで、月に一回ぐらい食べにくる」。とのことで、どうやら地元のリピーターも多いみたいですね。

元からエスニック系の少ないエリアだったのでこの場所でタイ料理は貴重ですよね。少し奥まった立地で、知らないと最初だけ入りづらいけど、一回来ると馴染んでまた来たくなる感じ、穴場的でもありいいお店でした。

料理の美味しさもさることながら、空間的な居心地が最高なので、テイクアウトもされているようですが、できたらお店の雰囲気を味わっていただきたい。もし駐車場が空いていたらチャンス！是非茂みの奥へ入ってみてください。のんびりできますから。